karapaiakarapaia

本当に怖い、かつて精神病院や収容所で行われた15の人体実験(閲覧注意)

出典:karapaia

 精神科病棟や収容所は映画の題材としては格好のネタだ。人は「狂気」に抗いながらもそこに魅力を感じてしまう。

 それがフィクションならまだよいのだが、かつて科学の名のもとに患者や囚人を狂気へと追いやる、数多くの陰惨かつ非人道的な人体実験が行われてきた。数多く行われていたそれらの実験は未だ白日の下に晒されることなく闇に葬り去られたものもある。ここに挙げるのは、そのうちのほんのわずかの記録である。

記事提供:カラパイア


 ※なおこれらは海外サイトにまとめられていたものであり、海外で広く認識されているものである。

15. 3人のキリスト実験(アメリカ)

出典:karapaia

 1959年、社会心理学者のミルトン・ロキーチ博士は妄想の治療法を確立するため、自分がキリストであると信じる統合失調症の患者3人で実験を行った。3人を同じ病棟に入院させると、やがて彼らは誰が真のキリストであるか口論を始め、それは殴り合いにまで発展した。

 それが落ち着くと、彼らはより深い妄想の世界へと入り込んでいった。2人は、自らがキリストであることを疑わず、他の連中は気狂いだと信じ込んだ。1人は他の患者は実は死んでおり、機械に操られていると考えた。

 ロキーチ博士は実験を一歩進め、彼らに干渉するようになる。患者の1人であるレオという男は、イエティと結婚していると思い込んでいた。ある日、彼のもとに妻から手紙が届くようになる。大いに喜んで、人前で歌を歌ったり、タバコの特定の銘柄を吸うよう懇願されると、それを微塵も疑わず実行した。が、名前を変えるよう頼まれると、レオは離婚を考えるようになる。キリストとして馬鹿げているからだ。

 2年間続いた実験であったが、目立った成果はあがらなかった。「科学のためとはいえ、神のごとく振る舞い、彼らの日常生活に介入する権利などなかった」とロキーチ博士は20年後に述懐している。

14. 快楽の果てに(アメリカ・グアテマラ)

出典:karapaia
 1946~1948年、アメリカ政府とグアテマラ政府は梅毒に対するペニシリンの効果を研究していた。被験者に選ばれたのはグアテマラの囚人だ。彼らはすでに梅毒に感染していたか、直接感染させられた。

 感染が確認されると幸運な者だけがペニシリンを投与された。実は半数に対しては、対照群とするために抗生剤が投与されなかったのだ。およそ1,500人が強制的に参加させられ、80名以上が亡くなった。

13. 強制的にマラリアに感染させる(アメリカ)

出典:karapaia

 第二次世界大戦中、太平洋戦域の戦いは悲惨を極めた。戦闘による危険に加えて、マラリアなど熱帯の病気が兵士たちを苦しめていたのだ。

 シカゴ大学の研究者は、その治療法や予防法を確立するために、ステイツビル刑務所に収容されている囚人で人体実験を遂行。蚊を使って、441名をマラリアに感染させた。これは実に29年間も続けられたが、幸いにも死者は1名だけということになっている。成果はほとんど得られなかったという。

12. ナチスの母乳実験(ドイツ)

出典:karapaia
 ナチスが行ったある実験では、出産直後の女性の乳房を結紮(けっさつ:血管をしばって血行をとめること)して、母乳を出なくした。その目的は、赤ちゃんが餓死するまでの時間を調べることである。

 ある母親は、飢餓の苦しみから我が子を救うために、致死量のモルヒネを投与したと伝えられている。実験の記録は残されていないが、証言に基づく公式の歴史としてホロコースト博物館に展示されている。

11. ミッドナイトクライマックス秘密実験(アメリカ)

出典:karapaia
 CIAがもっとも暗躍したのは60年代のことだ。ニューヨーク、マリン、サンフランシスコの隠れ家で実施されたミッドナイトクライマックスと呼ばれたある秘密実験では、コールガールでおびき寄せた何も知らない男性にLSDなどの向精神薬を投与した。これらはマインドコントロールの研究として行われたものだ。実験は1966年にニューヨークにあった最後の隠れ家が閉鎖されたことで幕を閉じた。

10. がんとの戦い(アメリカ)

出典:karapaia
 アメリカンドリームに沸いていた1950年代、人々の不安の種は核の人体への影響であった。のちに原子力委員会のメンバーともなったコーネリアス・ローズ博士は、プエルトリコ人を主とするマイノリティを被験者に原爆に使用される物質を大量に投与するという実験を行った。また一部には原爆物質の代わりにがん細胞を注入される者もいた。細胞の作用を調査するためであるが、被験者はすぐに命を落とした。

 コーネリアス・ローズは自ら行った非人道的実験をこのように語った。「プエルトリコ人は、地球上に住むもっとも汚らしく、怠惰で、下等な泥棒のような人種だ……彼らの絶滅を進めるため最善を尽くしたよ。8つのがんを8人強に移植したんだ」ー コーネリアス・ローズ博士、『タイム』キャンサーファイターより

9. 強制労働収容所で行われたラボラトリー12(ロシア)

出典:karapaia
 数多くの機密を抱えていたソ連であるが、冷戦期には”チャンバー(部屋)”と呼ばれる場所で秘密警察が恐ろしい実験をしていたという。

 グラークという強制労働収容所の精神病患者や囚人などの食事や飲み物、あるいは治療薬と称した薬に、マスタードガス、リシン、ジギトキシンなどの毒物を混入して様子を観察したのだ。患者は食事の不味さに暴動を起こしたと言われているが、そうした抗議もすぐに止んだようだ。

 こうしてできたのが無味無臭のC-2という神経毒だ。この毒の使用に関する目撃証言によると、わずか15分で死にいたるだけでなく、ひどく衰弱し、縮んでしまうこともあるそうだ。

8. ウィローブルックの子供たち(アメリカ)

出典:karapaia
 1950~1972年にかけて、ニューヨーク州立大学のソール・クルーグマンは、知的あるいは身体障害を持つ子供たちの両親に、子供へのワクチン実験を認めることと引き換えにウィローブルック州立学校への入学を許可していた。

 何も知らない両親は、この申し出に嬉々として応じていたが、実はクルーグマンが行っていたのはワクチン実験などではなく、ウィルス性肝炎に感染させることであった。その実験自体に疑問符がつくのはもちろんのこと、感染させる手法も感染者の糞からの抽出物を食べさせるという不快なものである。この実験で治療法が発見されることはなく、今日でもウイルス性肝炎の治療法は存在しない。

7. 最悪の破片(ドイツ)

出典:karapaia
 ナチスドイツは精神病患者や囚人を連鎖球菌、破傷風、壊疽に暴露させた。戦場で受ける傷を模すために、血管を切ったり、さらに悲惨なことに木の削りかすやガラスの破片などを傷口に刷り込んだりした。調べたかったのは、抗感染症薬のスルホンアミドの効果だ。

6. 囚人に睾丸を移植(アメリカ)

出典:karapaia
 レオ・スタンレー博士は1913~51年にかけてカリフォルニア州立サン・クエンティン刑務所の所長を務めていた。この間、囚人に対して幾つもの人体実験を行っている。だが、特に悪名高いのが睾丸移植である。

 亡くなったばかりの囚人から睾丸を摘出し、それを生きている囚人のもともとあった睾丸をわざわざ摘出したうえで移植した。それだけにとどまらない。スタンレー博士はさらに羊やヤギ、イノシシの睾丸まで移植を試みた。無論どれも失敗だ。彼は優生学の実践者で、この実験が老人を若返らせ、犯罪を抑制し、不適合者が子供を作ることを予防することに貢献すると信じていた。

5. 耐えがたい苦痛(アメリカ)

出典:karapaia
 2010年、アメリカ最大の軍需企業の1つ、レイセオンが”デスレイ”なる装置をカリフォルニアの囚人に試す旨を発表した。これは目に見えない熱線を発射し、耐えがたい苦痛を与える兵器である。企業側は実験体が、刑務所側は資金が必要だったというわけだ。

 ビームの出力は制御可能で、群衆コントロールの手段として利用される。最大まで出力を上げた場合、III度熱傷を引き起こし、命を奪うことすらできる。実験体として志願した空軍のある広報官は、その経験を次のように話している。

 「最初の一瞬は皮膚が温まっていると感じるだけですが、どんどん熱くなり、肌に火がついたかのように感じられます。ビームが止まると、すぐ普通に戻り、痛みもなくなります」 ペンタゴンはこれを採用し、現在レイセオンは改良に取組んでいる。

4. 731部隊(日本)

出典:karapaia
は第二次世界大戦中、大日本帝国陸軍に存在した研究機関のひとつである。兵士の感染症予防、衛生的な給水体制の研究や、細菌戦に使用する生物兵器の研究・開発を行っていた。そのために人体実験や、生物兵器の実戦的使用を行っていたとされている。

 初代731部隊長石井四郎(陸軍軍医中将)のもと、体内を調べるために生体解剖が行われ、さらに脳卒中、心臓発作、凍傷、低体温症などが人工的に作りだされた。彼は被験者を「マルタ(丸太)」と呼んでいた。

 だが、731部隊が非人道的な活動を行っていたことを明示する記録は残されていない。その理由をアメリカ側は、敗戦が濃厚になった時点で石井が731部隊による実験の証拠隠滅を指示した為としている。

 石井は終戦後逮捕されたが、戦犯としての訴追を逃れ、人体実験で得た実験データと引き換えにアメリカへの亡命を希望したと言われている。

3. 熱湯風呂(アメリカ)

出典:karapaia
 ウォルター・F・ジョーンズの日誌は19世紀に行われたある恐ろしい実験の証拠である。1840年代、ジョーンズは腸チフスの治療法を発見するために、アフリカ系アメリカ人の奴隷に対して人体実験を行った。実験プロセスで大きな苦痛を受けるであろうと予測した彼は、所有物に過ぎなかった黒人奴隷を使うことを思いつく。黒人奴隷は人間よりも下等な生き物と認識されていたからだ。

 実験では、4時間おきに熱湯を背中にかけるということも行われた。25歳のある男性には、19リットルもの熱湯を背中にかけた。ジョーンズは死の床についてからも、実験によって大勢の命が救われたと主張していた。

2. ヘンリー・コットンの内臓切除実験(アメリカ)

出典:karapaia
 ヘンリー・コットン博士は1900年代初頭にトレントンのある精神病院の院長だった人物だ。精神外科のパイオニアとしても知られる。

 彼はまず患者の歯と扁桃腺を切除したが、それが効果を示さないと、精神病の原因は内臓にあると考えた。コットンは狂っていたのだろうか? 彼は自分の手法の効果を疑わず、自分や妻の歯を抜き、息子の結腸まで切除した。彼の息子は注意欠損障害とうつを患っていたのである。

 コットンは手術が高い成功率を有していると主張し、死亡した49人については末期症状で手遅れだったためであると正当化した。調査からはコットンの主張が誇張であることが判明しているが、彼が治療に対して真摯な姿勢で取り組んでいたことだけは認められている。

1. ロボトミー実験(世界各国)

出典:karapaia
 ロボトミーは悪魔の手術とも言われる。頭蓋骨を切開し、脳の前頭前皮質と前頭葉を切除するのだ。これは1888年、スイスの精神科医ゴットリーブ・ブルクハルトによって初めて行われたと言われている。彼は実験で、6名の精神病患者から大脳皮質を切除した。

 ロボトミーの黄金期は40~50年代である。手法も洗練され、頭蓋骨を切開することなく、眼窩から手術器具を差し込み切除を行えるよう改良された。これは精神科医にも行えるよう意図されたものだ。アメリカでは4万人、イギリスでは1万7,000人がロボトミー手術を受けた。また、スカンジナビアの病院において、ロボトミー手術の1人あたり実施率はアメリカの2.3倍であった。

via:The 15 Most Horrific Asylum Experiments/ translated hiroching / edited by parumo
注:海外からの情報には誤りが含まれている場合があります。できるかぎり情報精査に努めていますが、公開後、誤りが発覚した場合、信用に足りうる情報を提供いただいた場合は順次記事の追記・訂正を行っております。ただし外部サイトで閲覧している場合は新しい情報が反映されません。最新の記事は元記事でご確認ください。
記事提供:カラパイア

カラパイアの他の記事】
元記事
科学の名のもとに。自らの体を実験台に使用した驚異的9人の科学者たち
実際に行われていた10の恐ろしい人体実験・手術
ナチスの人体実験の免罪符として例に出される、米国の囚人を使ったマラリアの人体実験
歴史上残忍な10の人体実験
恐怖の人体実験アート、皮膚から青い汗を流しつづける「BLUE REMIX」(※閲覧注意)

amp編集部amp編集部

【60秒以内に解けたらIQ150】棒を1本だけ足して正しい等式にしろ!

知能指数を測ることができるIQテスト。
今回ご紹介するのは、とある式に“棒を1本だけ”足すことで、間違っている式を正しい等式に変えるというもの。

これを60秒以内に解けたらIQ150!?
その発想力を駆使して、正しい答えを導き出してください!


棒を1本だけ足して正しい等式にしろ!

出典:YouTube
まさか“あんなところ”に1本棒を足すことで、正しい等式にするなんて…!
ただの四則演算に囚われていては、一生解くことができなそうですね。

みなさんは、この難問を解くことができましたか?

PAGE TOP